【緊急提言】自分の体と未来は、自分の知識と選択で守り抜く。本日解禁、緊急避妊薬の薬局販売。

こんにちは、美容薬剤師の 佑(タスク)です。
今回は、美容の枠を少し超えて、しかし、女性の人生において極めて重要な「生存戦略」の話をします。
ニュースですでにご存知の方もいるかもしれませんが、 本日(2026年2月2日)より、〝【重要】処方箋なし〟で、緊急避妊薬(アフターピル)である『ノルレボ錠』が、薬局で買えるようになりました。
(参照ニュース)緊急避妊薬「ノルレボ」 きょうから薬局で販売開始 1錠7480円 年齢制限なし・薬剤師の前で服用
ノルレボは、性行為から72時間以内に服用することで、妊娠を8割程度防ぐとされます。
これまでは医師の診察が必要でしたが、一定の条件を満たした薬局であれば、薬剤師の確認のもとで購入が可能になります。
もしもの時に慌てないよう、「自分の身を守るための知識」として、以下の概要を頭に入れておきましょう。
【概要】
・医薬品名:ノルレボ
・希望小売価格:1錠7480円(税込)
・年齢制限:なし(親の同意不要)
・購入できる場所:研修を受けた薬剤師がいる薬局、ドラッグストア(対面販売) *後述で
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★ルール1:購入時、「その場」で服用する
★ルール2:服用から3週間後、妊娠検査薬や医療機関の受診などで、妊娠しているかを確認
「誰でも、いつでも、簡単に買える」わけではなく、確実な安全を守るため、しっかりとルールが設けられています。
購入する際は、厚生労働省のHPで販売薬局を調べ、「在庫」と「対応可能な薬剤師の有無」を電話等で事前に確認することが推奨されています。
(※ただ、検索するのも結構大変なため、近くの薬局やドラッグストア、または、あなたの「かかりつけ薬局」に電話して相談するのも賢明です。)
万が一の時は、慌てずに、落ち着いて、薬局やドラッグストアに連絡しましょう。
個人的に(薬剤師の視点から言えば)、「購入した、その場で飲ませる」というのは、よく考えられたルールだと思います。
もし、このルールがなければ、転売目的での購入や悪用される恐れがあります。
避妊せずに性行為や、望まない妊娠が多発するリスクもあります。
1錠7,480円とそう安くはありませんが、自分を守り、未来を守るため、『自分の人生を左右する』と考えれば、決して高くはないと思います。
(*ただ、こういう状況になってしまう前に、良いパートナーと出会うための審美眼を身につけたいところです)。
ともあれ、困っている人が一人でも助かる環境が広がればいいと思います。
「自分には関係ないや」と思わないでください。
アクシデントは予期せぬタイミングで訪れます。

第一三共ヘルスケアの調査によると、1年以内に性行為の経験がある女性(18〜49歳)約1,025万人のうち、「予期せぬ妊娠のリスク」を経験した人は約210万人。
これは実に、「約5人に1人」の割合に上ります。
また、日本における人工中絶は「年間約13万件」行われており、近年、特に若年層における件数が増加傾向にあることも問題視されています。
日本では避妊といえば、コンドームや腟外射精などですが、男性にゆだねられてしまう方法が主流なため、避妊効果は十分でないです(*失敗率/妊娠率は約2〜13%というデータもある)。
避妊をしていても、失敗することはある。
アクシデントは「不注意な人」にだけ起こるのではなく、「誰にでも起こり得るリスク」なのです。
「いざという時は、どうすればよいか」
それを知っているだけで、あなたの防衛力は格段に上がります。
自分の体と未来は、自分の知識と選択で守り抜く。
それが、現代を生きる私たちの賢い生存戦略です。
美容薬剤師 佑(タスク)
▼(参考リンク)オンライン診療に係る緊急避妊薬の調剤が対応可能な薬局及び薬剤師の一覧
▼(参考リンク)「ノルレボ®」ブランドサイト

