ビタミンC美容液はいつ塗る?朝に使っていい?【美容薬剤師が解説】

ビタミンC美容液は、朝でも夜でも使えます。
塗るタイミングは、洗顔のあとです。
「朝に使うと日焼けしやすくなるって本当?」 「ビタミンC美容液の効果って、結局どこまで言えるの?」
そんな疑問を、これから乾燥しやすくなる季節の使い方もあわせて、この記事でまとめました。
【この記事の要点】
● ビタミンC美容液は、洗顔のあとに使う
● 朝でも夜でも使えるが、製品の表示が最優先
● 朝に使う日は、最後に日焼け止めを重ねる
● 「日に当たると肌トラブルを起こしやすくする性質」として知られているのは、ソラレン類という別の成分
● 化粧品で言えることには、国が定めた範囲がある
● 乾燥する季節は、美容液のあとも保湿まで続けることが大切
ビタミンC美容液はいつ塗る?答えは、洗顔のあと
ビタミンC美容液を使うタイミングは、「洗顔のあと」です。
朝に使うか、夜に使うかは、まず製品に書かれた使い方を確認してください。
「朝晩」と書かれているものは、朝も夜も使えます。迷ったときは、自己判断よりも、表示どおりに使うのがいちばん確かです。
化粧水の前?あと?
ここは、製品によって違います。 美容液には、
- 化粧水の前に使うもの
- 化粧水のあとに使うもの の両方があります。 たとえば、Dr.PHARMACY の The C Bright Shot は、洗顔のすぐあとに使います。
- そのあとに、化粧水と美容液を1本にした Shiny C Serum を重ねる順番です。
量は、多ければいいわけではありません
たくさんつけるほどよい、というものではありません。
表示より多く使うと、かえってピリピリを感じる方もいます。 まずは、製品に書かれた量から始める。
これが基本です。
朝に使うときは、日焼け止めの前に
朝は、 洗顔 → ビタミンC美容液 → 保湿 → 日焼け止め の順番です。
メイクをする日は、そのあとにメイクを重ねます。
夜に使うときは、お風呂上がりの清潔な肌へ
夜は、メイクや日焼け止めを落として、洗顔を済ませたあと。
お風呂上がりの清潔な肌に使います。
朝に使っていい?「日焼けしやすくなる」は本当?
「ビタミンC美容液を朝に使うと、日焼けしやすくなる」 そんな話を見かけることがあります。
ここでよく一緒にされやすいのが、光毒性という考え方です。
紫外線が当たることで肌トラブルを起こしやすくする性質として知られているのは、ベルガモットの精油などに含まれるソラレン類(フロクマリン類)です【1】。
これは、ビタミンCとは別の成分です。
ですので、朝に使ってよいかどうかは、「なんとなく避ける」ではなく、その製品の表示を確認するのが基本です。
たとえば、The C Bright Shot は、使い方に朝の使用が含まれている製品です。そのため、朝の洗顔後に使う前提で設計されています。
ただし、ここで大切なのはひとつ。
ビタミンC美容液は、日焼け止めの代わりにはなりません。
朝に使う日も、使わない日も、 最後は日焼け止めまでを1セットにしてください。
もうひとつ気をつけたいのは、肌ではなく容器のほうです。
ビタミンCは、光や空気にふれると変化しやすい成分です。
使ったらすぐにふたを閉めて、置き場所は表示どおりに守ってください。
保管については、こちらでも詳しくご案内しています。
ビタミンC美容液の効果は?化粧品で言えること・言えないこと
「ビタミンC美容液の効果」と聞くと、いろいろなイメージがあると思います。
ただ、化粧品で表現できる効能には、国が定めた範囲があります【2】。
たとえば、化粧品で言えるのは、次のような表現です。
- 肌を整える
- 肌のキメを整える
- 皮膚にうるおいを与える
- 皮膚の乾燥を防ぐ
- 肌にはりを与える
- 肌にツヤを与える
一方で、「シミが消える」、「シワがとれる」といった表現は、化粧品には認められていません【3】。
「毛穴が消える」も、化粧品の効能の範囲にはありません【2】。
つまり、「ビタミンC美容液だから何でも言える」わけではなく、 化粧品として言えることの範囲の中で理解することが大切です。
また、同じ「ビタミンC美容液」でも、純粋ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンC誘導体のどちらが入っているかは、製品によって違います。
気になる方は、全成分表示を見てみてください。
なお、医薬部外品は、化粧品とは別の区分です。
国が認めた有効成分の働きを表示できるため、選ぶときは「化粧品」か「医薬部外品」かもあわせて見ると分かりやすいです【3】。
これから乾燥する季節に使う、3つのコツ
東京の湿度の平年値は、7月の76%に対して、1月は51%です【4】。
これからの季節は、空気が少しずつ乾いていきます。
そんな時期に、ビタミンC美容液を使うときのコツを3つに絞ると、次のとおりです。
1.美容液のあとも、保湿まで続ける
ビタミンC美容液で終わらせず、 化粧水、乳液、クリーム、ゲルなどの保湿まで続けることが大切です。 乾燥が気になる部分には、最後のクリームやゲルを重ねても構いません。
2.ピリピリしたら、無理に続けない
乾燥しやすい時期は、いつもと同じ化粧品でも刺激を感じる日があります。
もしピリピリが続くなら、使うのをやめて、必要に応じて皮膚科へ相談してください。
ビタミンCと刺激の関係は、こちらでもまとめています。
3.冬も、朝は日焼け止めまで
紫外線が多いのは4〜9月で、1年のおよそ7〜8割がこの時期に集まるとされています【5】。
逆に言えば、秋冬にも紫外線はあります。乾燥する季節でも、 朝のスキンケアは日焼け止めまでを習慣にしてください。
Dr.PHARMACYなら、いつものケアに1本足すだけ

おうち美容.com で扱っている Dr.PHARMACY には、純粋ビタミンCの美容液 The C Bright Shot(ザ・シーブライトショット) があります。
使うのは、洗顔のすぐあと。いまお使いの化粧水の前に、1本足すだけで使えます。
朝は、洗顔のあとに顔全体と首筋へ。
夜は、お風呂上がりの清潔な肌に使います。 パウダーと美容液を混ぜた日から、10日以内を目安に使い切ります。
使用期限の考え方はこちらでご案内しています。
▶ビタミンC美容液、いつまで使えますか?【美容薬剤師が解説】
季節の変わり目の保湿については、こちらも参考になります。
▶季節の変わり目は、保湿をしっかり|いつものスキンケアでできること
迷ったときは、InstagramのDM からご相談ください。 一緒に考えます。
朝は、日焼け止めまで。夜は、保湿まで。その順番を続けることが、乾く季節のおうち美容になります。
美容薬剤師 佑(タスク)
よくある質問|ビタミンC美容液の使用期限について
Q1.朝と夜、1回だけ使うならどちらがいいですか?
製品の表示に「朝晩」とあれば、朝晩使うのが基本です。 1回だけにするなら、朝でも夜でも構いません。 朝に使う日は、最後に日焼け止めを重ねてください。
Q2.化粧水の前とあと、どちらに塗りますか?
製品によって違います。 化粧水の前に使うものも、あとに使うものもあります。 表示された順番に合わせるのが基本です。
Q3.ナイアシンアミドと一緒に使えますか?
いまの化粧品では、ビタミンCとナイアシンアミドは一緒に使えます。 別々の製品を使うときは、水のように軽いものから順番につけるのが一般的です。
Q4.開封したら、いつまでに使い切ればいいですか?
製品によって違います。 開封後の目安が表示されていれば、それに従ってください。 The C Bright Shot は、パウダーと美容液を混ぜた日から10日以内が目安です。
Q5.ビタミンC美容液は、毎日使っても大丈夫ですか?
製品の表示に「朝晩」などと書かれていれば、毎日使う前提でつくられています。 ただし、赤みやかゆみ、刺激を感じるときは使うのをやめて、皮膚科に相談してください。
【出典・参考】
【1】化粧品成分オンライン「ベルガモット果実油の基本情報・配合目的・安全性」
【2】厚生労働省「化粧品の効能の範囲の改正について」(平成23年7月21日 薬食発0721第1号)
【3】東京都健康安全研究センター「化粧品の効果」
【4】気象庁「東京(東京都)平年値(年・月ごとの値)」(1991〜2020年の平年値)
【5】環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」
※本記事は、スキンケアに関する一般的な情報です。特定の効果・効能を保証するものではありません。
※お肌に異常が生じた際は、ご使用を中止し、皮膚科専門医等にご相談ください。
