ビタミンCは乾く?ピリピリする?そのイメージの正体と対策【美容薬剤師が解説】

「完璧」より、「ちょっとマシ」を。− こんにちは。美容薬剤師 佑(タスク)です。
「ビタミンCの化粧品は、乾く」、「つけるとピリピリする…。
そんなイメージを持っている方は、少なくありません。
せっかく肌に良いと聞いて始めたのに、乾燥やヒリつきが気になってやめてしまった ─ そんな経験のある方もいるかもしれません。
先に、結論をお伝えします。「乾く」も「ピリピリ」も、半分はほんとうで、半分は誤解です。
その正体は、ビタミンCという成分そのものというより、①ビタミンCが持つ「酸性」という性質、②どんな処方(何と一緒に配合されているか)、そして、③濃度と、その日の肌状態のミスマッチ ─ この3つの掛け算です。
逆に言えば、選び方と使い方で、大きく変えられるということです。順番にご説明します。
「ビタミンCは乾く」と言われる、3つの理由
まずは、「乾く」から。─ これは、ビタミンCそのものが肌の水分を奪う、という話ではありません。多くは、処方の設計に理由があります。
1つめは、水溶性の処方が多かったこと。
ビタミンC(特に純粋なアスコルビン酸)は水になじむ性質があり、油分(保湿成分)を含まないさっぱりした処方の製品が多くありました。
うるおいを抱える成分が一緒に入っていなければ、つけたあとに乾きを感じやすくなります。
2つめは、エタノール(アルコール)が配合された、さっぱり系の製品が多かったこと。
使用感を軽くするためのエタノールが、人によっては乾燥した印象につながることがあります。
3つめは、「さっぱり=乾く」という体感の刷り込みです。
ビタミンC美容液のさっぱりした使い心地が、「保湿されていない」という感覚として記憶に残りやすいのです。
つまり、「乾く」の多くは、ビタミンC自体ではなく、それがどんな設計の製品に入っていたか、という話でした。
裏を返せば、保湿成分とセットで設計された製品を選べば、この問題の多くは避けられます。
「ピリピリする」の正体
次に「ピリピリ」。こちらには、成分としての理由があります。
ビタミンC(アスコルビン酸)は「弱い酸性」の成分です。
そのため、肌の表面で、人によっては刺激を感じることがあります。
特に、濃度が高い製品ほど感じやすく、また、乾燥しているときや日焼けのあと、体調で肌が敏感になっているときなど、肌のバリア機能が弱っている状態では、より感じやすくなります。
ここで知っておきたいのが、同じ「ビタミンC配合」でも、純粋ビタミンCと、ビタミンC誘導体では、刺激の感じやすさに差があるということです。
純粋ビタミンCがそのままの酸性で働くのに対して、ビタミンC誘導体は、肌の上ではおだやかで、肌に入ってからビタミンCに変わって働くように設計されています。
そのぶん、刺激を感じにくいものが多いとされます。
(※純粋ビタミンCとビタミンC誘導体の違いについては、別の記事で詳しく解説しています。)
つまり、「ビタミンCが悪い」わけではない
ここまでをまとめると、こうなります。
「乾く」も「ピリピリ」も、ビタミンCという成分が悪いのではなく、①酸性という性質、②処方(保湿成分やアルコールとの組み合わせ)、③濃度と肌状態のミスマッチ ─ この掛け算で起きていた、ということです。
だとすれば、やるべきことは「ビタミンCを避けること」ではありません。
乾かない設計・刺激を感じにくい設計を選び、自分の肌状態に合わせて使うこと。
悪者を探すのではなく、仕組みを理解して、付き合い方を変える。
それが、美容薬剤師としておすすめしたい考え方です。
乾かせない・ピリつかせないための、選び方と使い方
では、具体的にどうすればいいのか。ポイントは3つです。
① 保湿成分とセットで設計された製品を選ぶ。
ビタミンCだけが入った製品ではなく、うるおいを抱える保湿成分が一緒に配合されているものを選べば、「乾く」の多くは避けられます。ビタミンCと保湿は、別々に頑張るのではなく、ひとつにまとまっているほうが、続けやすくもあります。
② 刺激が気になるなら、誘導体という選択肢を。
ピリピリが不安な方、肌が敏感な方は、純粋ビタミンCよりも、刺激を感じにくいとされるビタミンC誘導体から試すのがおすすめです。
③ 肌が敏感な日は、休む勇気を。
乾燥がひどい日、日焼けのあと、肌が揺らいでいると感じる日は、無理につけないこと。肌の調子が戻ってから再開すればいい。毎日完璧に続けることより、肌の声を聞くことのほうが、ずっと大切です。
それでも刺激を感じたら
正直にお伝えします。どんなに設計を工夫した製品でも、すべての人に、まったく刺激が出ないとは言い切れません。
肌の状態も、感じ方も、人それぞれだからです。
もし、使っていて、赤み、腫れ、かゆみ、刺激などの異常があらわれたら、「そのうち慣れるだろう」と使い続けないでください。すぐに使用を中止し、症状が続くようなら、皮膚科専門医にご相談ください。
無理をして肌を傷めてしまっては、元も子もありません。合わないものは、合わない。それを見極めることも、大切なスキンケアです。
「乾く」「刺激」を、設計で乗りこえる ─ という選択肢
ここまでお話ししてきた「乾かない・刺激を感じにくいビタミンC」を、まさに設計思想にしたのが、Dr.PHARMACYのShiny C Serum(シャイニー シーセラム)です。
この美容液は、「ビタミンCは乾く・刺激が不安」という声に応えるために、4つの成分を組み合わせて設計しています。
ビタミンCには、浸透型ビタミンC誘導体「APPS(アプレシエ®)」を採用しました。
APPSは、水にも油にもなじむ「両親媒性」という珍しい性質を持つビタミンC誘導体で、「進化系ビタミンC誘導体」とも呼ばれます。
ビタミンC本来のはたらきを、角層のすみずみへ届けやすく設計されているのが特徴です。
そして、2005年からの使用実績の中で、重大な皮膚刺激の報告はほとんどなく、一般に刺激を感じにくいとされています。
「高浸透」と「低刺激」を両立しようとした、という点が、APPSを選んだ理由です。
そして、「ビタミンCは乾く」の常識をくつがえすために、うるおいを抱えこむヒアルロン酸Naと、人の細胞膜に近い構造を持つリピジュア®を配合。
しっとり感を長く支える設計にしました。ここが、「保湿」への答えです。
さらに、ビタミンCと支え合うとされる、安定型ビタミンE誘導体「TPNa」も加え、化粧水と美容液の役割を、この一本に。
あれこれ重ねなくても、これ一本でシンプルにケアが完結します。
「ビタミンCは乾くし、刺激が不安」。─ そう思って避けてきた方にこそ、一度試してみてほしい一本です。
はじめての方には全額返金保証もご用意していますので、肌に合うかどうか、まずは確かめてみてください。

よくある質問
Q. 乾燥肌ですが、ビタミンC美容液を使っても大丈夫ですか?
はい。「ビタミンC=乾く」は、多くの場合、保湿成分を含まない処方によるものです。うるおいを抱える保湿成分とセットで設計された製品を選べば、乾燥肌の方でもお使いいただけます。心配な場合は、まず少量から試し、肌の様子を見ながら取り入れてください。
Q. つけるとピリピリします。使い続けて大丈夫ですか?
「そのうち慣れる」と考えて使い続けるのは、おすすめしません。ピリつきは、肌のバリア機能が弱っているサインのこともあります。いったん使用を控え、肌の調子が戻ってから、少量で再開してください。赤みやはれなど異常が続く場合は、使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。
Q. 刺激が不安です。誘導体なら刺激はないのですか?
ビタミンC誘導体は、純粋ビタミンCに比べて、肌の上ではおだやかで、刺激を感じにくいものが多いとされています。ただし、「まったく刺激が出ない」と言い切れるものではありません。感じ方には個人差があるため、心配な方は少量から試すことをおすすめします。
Q. 敏感肌でも使えるビタミンCはありますか?
一概には言えませんが、刺激を感じにくいとされるビタミンC誘導体で、かつ保湿成分と組み合わせて設計された製品は、比較的取り入れやすい選択肢です。それでも、肌に合うかどうかは人それぞれですので、少量から様子を見て、異常があれば中止してください。
※本記事は、化粧品成分に関する一般的な情報であり、特定の効果・効能を保証するものではありません。
※お肌に異常が生じた際は、ご使用を中止し、皮膚科専門医等にご相談ください。
