【美容薬剤師が解説】便秘が治らないと、肌荒れも治らない|ミドサーの「腸と肌」を整える”美のミネラル”

「便通がスッキリしない日が続くと、決まって翌朝の肌が荒れている──」
そんな経験、ありませんか?
実はそれ、偶然ではありません。
ミドサー世代の女性に増えている「便秘」と「肌荒れ」。
一見、別々のお悩みのように見えますが、最新の研究では、この2つは1本の線でしっかりつながっていることがわかってきています。
こんにちは、美容薬剤師 佑(タスク)です。
今回は、高い化粧品を使ってもなかなか応えてくれない「ミドサーの肌の揺らぎ」の、もうひとつの正体について。
そして、腸と肌を同時に整える”美のミネラル“のお話をお届けします。
「腸」と「肌」は、1本の線でつながっている
便秘になると肌が荒れる。
この感覚を、近年の科学は 「腸肌相関(Gut-Skin Axis)」 という言葉で説明し始めています【1】。
腸内環境が悪化すると、悪玉菌が増え、有害な代謝産物(フェノール類やアンモニアなど)が腸壁を通って血流に乗ります。
それが全身を巡って皮膚に到達することで、慢性的な炎症、くすみ、吹き出物といった肌トラブルとして表に出てくる──これが、腸肌相関のおおまかなメカニズムです。
つまり、肌を整えたいなら、表面のスキンケアと同じくらい、腸の状態にも目を向ける必要があるということ。
「肌は腸が作る」と言ってしまっても、決して大げさではありません。
なぜミドサーで「便秘×肌荒れ」が一気に加速するのか
20代までは経験しなかった人でも、30代半ばを過ぎたあたりから…
- 突然、便通が不安定になる
- 同時に、肌の調子も読めなくなる
という方が増えます。
理由は1つではなく、複数のリズムが少しずつズレ始めるからです。
- 女性ホルモン(特にプロゲステロン)の揺らぎ:
→ 腸の動きが鈍くなりやすい - 自律神経のバランスの乱れ:
→ 排便リズムが整わない - 慢性的なストレスと運動量の低下:
→ 腸の蠕動運動が落ちる - 胃酸分泌力の年齢的な低下:
→ ミネラルの吸収効率が下がる
ミドサーの「便秘×肌荒れ」は、根性や気合いの問題ではありません。
身体のリズムが変わったから、ケアの考え方も変える必要があるだけのことです。
美のミネラル「マグネシウム」が、腸と肌の両方に効く理由
ここで登場するのが、『マグネシウム』です。
マグネシウムは、体内の300種類以上の酵素反応に関わる必須ミネラル。
エネルギー代謝、神経伝達、ホルモン調整、DNA合成……生命を維持する、あらゆるプロセスの「裏方」を担っています。
そして、ミドサー女性にとって嬉しいのは、マグネシウムが腸と肌の両方に同時アプローチに同時にアプローチしてくれること。
- 腸へのアプローチ(Detox):
腸内に水分を引き込み、自然な排便リズムをサポート - 肌へのアプローチ(Moisture):
マグネシウムは、肌のバリア機能を支える 「セラミド」の合成に関わる ことが知られており、食事からのマグネシウム不足が肌の水分量低下やバリア機能の低下を招くことが、動物実験でも示されています【2】 - 代謝・神経へのアプローチ(Metabolism):
エネルギー代謝・ストレス応答・PMSの揺らぎをサポート。ヒトを対象とした臨床試験では、経口マグネシウム摂取によって肌荒れの一因となる 全身の炎症マーカー が低下したという報告もあります【3】
肌の表面に塗るのではなく、身体の内側から、腸と肌の土台を同時に立て直す。
これが、マグネシウムが「美のミネラル」と呼ばれる理由です。
ちなみに、マグネシウムの漢字は「鎂」。
「金(金属)」に「美(うつくしい)」と書きます。
古くから、美しさと深く結びついてきた成分なんですね。
「薬のマグネシウム」と「栄養のマグネシウム」は、別物です
ここで、薬剤師としてひとつだけ、知っておいていただきたいことがあります。
「便秘に効くマグネシウム」と聞いて、多くの方が思い浮かべるのは、市販や処方の酸化マグネシウムだと思います。
酸化マグネシウムは、医療現場で長く使われてきた信頼の高いお薬です。
腸内に水分を引き込んで便を柔らかくし、自然な排便を促す──便秘解消の目的では、有効な選択肢のひとつです。
ただし、ひとつだけ知っておいていただきたいのは、酸化マグネシウムの体内吸収率は約4%だということ【4】。
つまり、「便秘を一時的に解消する」目的では機能しても、「マグネシウムを栄養として身体に補う」目的にはあまり向いていないということです。
腸も、肌も、心も整えたい。
そう願うミドサーの皆さんに必要なのは、吸収率の高い”栄養としてのマグネシウム” を、日常に少しずつ取り入れる発想です。
※便秘や肌荒れが長期化している場合、ご自身での判断ではなく、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
今日から始める「ちょっとマシ」な腸×肌の整え方
完璧を目指す必要はありません。昨日より「ちょっとマシ」を、無理なく続けるだけで、腸も肌も、少しずつ確かに変わっていきます。
ミドサーの今日からできる「4つの処方」を、お伝えします。
- 吸収率の高いマグネシウムを、日常に少しずつ:
食事だけでは届かない分を、無理なく補う発想を。 - 朝、コップ1杯の白湯から始める:
胃腸が穏やかに刺激され「胃・大腸反射」が起こり、自然な排便が促されます。 - 食物繊維と発酵食品を「両輪」で:
わかめのお味噌汁は、日本人にとって理想の腸活メニュー。他にキノコや豆類もGood♪ - 3分でいいから、毎朝トイレに座る習慣を:
便意がなくても、身体にリズムを覚えさせます。
美容薬剤師のリアルな1日
専門家として書いているからには、私自身がどう過ごしているのか、お話しておきますね。
仕事柄、外食もとても多い私ですが、上の4つの処方──白湯、食物繊維、トイレ習慣、そして毎日のマグネシウム──を、無理のない範囲でずっと続けています。
マグネシウムは、当サイトで販売している『PharMg+(ファルマグ)』を 毎日20滴前後、朝のコーヒーや日中の水に数滴ずつ垂らすかたちで。
おかげさまで、便通も心地よく整い、肌の調子や毎日のコンディションも、自分なりに納得できる感覚で過ごせています。
完璧でなくていいんです。
「ちょっとマシ」を、自分のペースで重ねていく。私自身もそうやって、毎日を整えています。
※あくまで個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
内側から肌を育てる「飲むスキンケア」── PharMg+
「腸と肌を同時に整える」マグネシウム習慣を、無理なく続けたい方へ。
私が美容薬剤師としてたどり着いた、内側から美を育む「答え」が PharMg+(ファルマグプラス) です。
PharMg+は、ミドサーのための 「飲むスキンケア」。
- アメリカ・ユタ州、奇跡の湖グレートソルトレイクの北部エリアから採取した、完全天然のイオン化マグネシウム
- マグネシウムに加え、亜鉛・鉄・銅など 約70種類 の天然ミネラルを、自然のバランスのまま含有
- 水・コーヒー・お味噌汁など、いつもの飲み物に 数滴垂らすだけ。固形サプリと違い、胃への負担が少なく、吸収もスムーズ
「完璧な美肌」を目指す必要はありません。「飲むスキンケア」という選択肢を、毎日の習慣に1滴加えるだけ。それだけで、腸も、肌も、心も、少しずつ整っていきます。
まとめ:肌は、腸からつくられる
ミドサーになって、変わらず「肌が荒れる」「便通が不安定」と感じているなら。
それは、表面のケアだけでは届かない領域に、答えがあるサインかもしれません。
腸を整えれば、肌が整う。 肌が整えば、毎日のご機嫌も整っていく。
おうち美容.comが大切にしている「完璧より、ちょっとマシ」を、まずは1日1滴の習慣から。
あなたのミドサーの毎日が、少しずつ軽やかになっていきますように。
美容薬剤師 佑(タスク)
【免責事項】
本記事は美容と健康に関する一般的な情報提供を目的としており、医療行為に代わるものではありません。便秘や肌荒れが長期化している場合、また腎機能に不安のある方、妊娠中・授乳中の方、お薬を服用中の方は、必ず医師・薬剤師にご相談のうえ、ご自身の状態に合った判断でケアを進めてください。
【参考文献】
- Salem I, et al. “The Gut Microbiome as a Major Regulator of the Gut-Skin Axis.” Frontiers in Microbiology, 2018; 9:1459.
- Makiura M, Akamatsu H, et al. “Atopic dermatitis-like symptoms in HR-1 hairless mice fed a diet low in magnesium and zinc.” Journal of International Medical Research, 2004; 32(4): 392-399.
- “The role of magnesium in dermatology.” JAAD Reviews, 2025.
- Firoz M, Graber M. “Bioavailability of US commercial magnesium preparations.” Magnesium Research, 2001; 14(4): 257-262.
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」

